うま藻を生産している
AlgaleXとは
「魚を減らさないでDHAを作れないか?」
その思いを実現するためのに、元商社のビジネスマンと筑波大学のアカデミアが立ち上げた会社です。
未利用資源を使った独自の藻類発酵技術をベースに、様々な栄養素を沖縄から世界へと、供給していきます。
代表挨拶
皆様、魚は好きですか?
美味しさと笑顔をもたらす魚ですが、食べる以外にも色々な用途で使われています。
出汁やDHAサプリ、ペットフードや養殖魚の餌など。人が美味しく堪能する以外でも、実は大量に魚は消費されています。
その魚は現状どうなっているでしょうか?
日本の漁獲高はピークから1/3まで激減し、世界の海産魚の35%は個体数を保てない水準まで減少しています。Science誌は、2048年には天然海産魚は食卓に上がらなくなると予想を出しているという状況です。
それ以上に、前職で大量の魚粉を買い付けるチームにいた経験上、魚という天然資源に依存し過ぎている今の産業構造に、持続可能性はないと確信しています。
その問題意識から、魚と同じ栄養素(DHAとタンパク質)を、海の生態系に負担がない方法で生み出す技術を模索してきました。それを実現するために設立したのがAlgaleXです。弊社は、未利用食品を活用して、有効成分を保有する藻や微生物を大量発酵する技術を保有しています。その技術の結晶が、泡盛の粕から藻を発酵させ、魚と同じDHAを作るうま藻の生産技術です。
なぜ泡盛粕なのか?
弊社は沖縄に拠点を置く企業だからこそ、廃棄されている沖縄の食材を価値へと変えたいと考えていました。色々と試行錯誤する過程で出会ったのが、活用用途が限られており、ほとんどが捨てられてしまっている泡盛粕です。弊社は数々の原料で藻を発酵させてきましたが、この絶妙な味わいは、泡盛粕以外では再現できません。弊社の技術と泡盛の出会いが、豊かな味わいを持つDHA高含有藻うま藻の開発に繋がりました。
この魚を消費しない泡盛生まれのDHAであるうま藻を通じて、消費すればするほど、海とからだが元気なる、そんな価値を届けていく事を約束します。
今ある美しさが次の世代にも伝わりますように。